「アクア」といえばトヨタから発売されている人気のコンパクトハイブリッドカーです。
2011年の発売から今まで、そのコンパクトさと性能が人気で販売台数も上位を取り続けています。
そんな人気のアクアだからこそ、購入したいけど維持費などのお金の面で悩んでいる方も多いのでは?
この記事では「アクア」の購入時にかかるお金や維持費について解説します。
この記事でわかること
アクアの維持費・購入費
これからアクアを買う方にとって、購入費や維持費が気になる方は多いでしょう。
税金やガソリン代など、様々な観点から費用がいくらかかるのか調べてみましょう。
以下が購入費と維持費のまとめです。
ガソリン代 | 40,833円 |
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税金 | 9,000円 |
任意保険 | 80,000円 |
車検 | 65,000円 | 年間合計 | 194,833円 (2年目から自動車税が+25,500円・6年目から自動車重量税が+12,300円) |
月間合計 | 16,236円 |
人によって大幅に違う駐車場代などは含めていませんが、その他にかかる年間の費用は約19万円、月間で1.6万円です。
これに駐車場を借りたりしている場合は更に維持費が高くなります。
|
2,208,997円 |
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アクアの車両価格は200万円前後ですが、オプションや減税の有無によっては数十万円ほど誤差があります。
アクアにかかる維持費の詳細
アクアはハイブリッド乗用車に分類され、ガソリンと電気(ハイブリッドバッテリー)をどちらも使って走行します。
一般的なガソリン車と比べ燃費性能が良く、ガソリン代はかなり削減されそうですね。
実際の維持費はいくらかかるのか詳細を調べてみます。
ここでは、グレードSを基準に算出してみます。
ガソリン代などは人によって変動する費用もありますが、平均値などおおよその数値を算出しています。
ガソリン代
アクアのグレードSの燃費は34.4km/Lです。
実燃費はメーカー公表の燃費の7割程度と言われています。
また、1年間の平均走行距離は地方で1万km、都心だと更に低くなるので平均して7000km、そして現在のガソリン代を140円/Lとして計算してみましょう。
約4万円が1年間にかかるガソリン代となります。
税金
次に税金について解説します。
通常は毎年の自動車税が34,500円、車検毎の自動車重量税が24,600円(2年分なので1年で12,300円)かかります。
しかし、アクアはエコカー減税・グリーン化特例の対象車です。
取得翌年の自動車税が75%減額の9,000円、自動車重量税は5年間0円となります。
任意保険
車の任意保険は人によって大きく金額が違います。
事故のことなどを考えて車両保険や対人・対物の保険に入る方が多いことと、年齢別でも保険料が変わってくることを踏まえると、平均して年間8万円ほどでしょうか。
車検
新車購入後3年目、それ以降は2年毎に車検を受ける必要があります。
ディーラーや車用品店などで車検をしてもらえますが、費用は平均して9万円ほどでしょう。(車検費用の中に上記した自動車重量税も含むため、それを差し引くと6.5万円ほど)
車検の内訳は以下の通りです。
法定費用 自賠責保険料 自動車重量税 検査手数料 |
6万円(自動車重量税含む) |
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車検基本費用 点検費用 事務手数料 |
約3万円 |
部品交換費用 | 約?万円 |
アクアの購入費
購入費はカタログなどに載っている価格と、付け加えるオプション、購入時にかかる税金などを合算した金額です。
一般的には「乗り出し価格」と言われます。
アクアには大きく分けて下記4つのグレードがあります。
Lグレード | 約178万円 |
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Sグレード | 約188万円 |
Gグレード | 約207万円 |
Crossover | 約205万円 |
ここでは最も平均的なSグレードを例にして算出しますね。
Sグレードの車両価格は1,886,760円です。
そのままでも車に乗ることは可能ですが、安全性や利便性を高める最低限のオプションもつけると想定します。
スマートエントリーパッケージ (ワンプッシュで鍵の解錠・施錠) |
43,200円 | エントリーナビ (カーナビ) |
96,120円 | Toyota Safety Sense C (事故防止機能) |
43,200円 | ナビレディパッケージ (バックカメラやハンズフリー) |
28,080円 |
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更に自動車にかかる税金・保険料などが加算されます。
これに販売諸費用・リサイクル料金(廃車時にかかるお金)などを合わせたものが下記の表です。
アクア購入費用(Sグレード) | |
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車両価格 | 1,886,760円 |
オプション合計 スマートエントリーパッケージ エントリーナビ ToyotaSafetySenseC ナビレディパッケージ |
210,600円 43,200円 96,120円 43,200円 28,080円 |
税金・保険料合計 自動車税 自動車取得税 自動車重量税 自賠責保険料 |
36,780円 0〜34,500円(月割) 0円 0円 36,780円 |
販売諸費用 | 65,727円 |
リサイクル料金 | 9,130円 |
合計 | 2,208,997円(税込) |
アクアはエコカー減税の対象車なので自動車重量税・自動車取得税が免税されます。
エコカー減税の対象期間中であれば、乗り出し価格を抑えてアクアを購入することができますね。
アクアの維持費は安い?
アクアは乗用車の中でも非常に維持費が安い部類に入ります。
まずエコカー減税やグリーン化特例の対象車なので減税・免税され、税額がその他の車に比べ非常に安いです。
更に、車体もコンパクトでハイブリッド車のため燃費性能も良いです。
同タイプのガソリン車と比べても、長期的に見てガソリン代は安くなります。
アクアの購入費用を70万円抑えるコツ
アクアの維持費や購入費について解説しました。
アクアの購入を検討している方の後押しになれば幸いです。
アクア自体は性能・維持費の観点から見ても素晴らしい車です。
しかし、約200万円という価格は安い買い物ではありません。
そこで、出来るだけアクアを安く購入するコツを2つご紹介します。
1.出来るだけ早く買うこと
車の買うタイミングなんて関係が無いように感じますが、それは間違いです。
アクアはエコカー減税とグリーン化特例の対象車なので、その適用期間中は税金が非常に安くなります。
しかし、エコカー減税とグリーン化特例は期間が決まっており、現段階では平成31年(2019年)3月31日までに新車登録された方のみの減税措置です。
減税されるのとされないのでは20万円以上の差がついてしまいます。
20万円あれば新車購入の時にオプションを3.4個つけてもお釣りがきます。
2019年の3月31日までに新車登録出来るように出来るだけ早く購入しましょう。
2.下取りに出さないこと
ディーラーで車を購入する際には「下取り」という制度があります。
ディーラーに車を買取ってもらう代わりに、新車を安く購入するという制度です。
しかし、この下取りに出すよりも、専門の買い取りをしてもらったほうが圧倒的に高く売れることがあります。
それは買い取り後の流通経路の問題なのですが、多くて50万円以上の差額がつくこともあります。
つまり、車を買ってもらってその分安く購入するという点は同じなのに、下取りを選択するだけで大きな損をしてしまう可能性があるんです。
査定価格は買取業者によっても大きく違うため(10〜20万円)出来るだけ高い所で買い取ってもらうことをオススメします。
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あとになって損をしていたと気付き後悔しないように、複数の買取業者に査定の申し込みをしてみましょう。

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