伝統行事であるどんど焼き、2019年はいつ行われるのでしょうか。
そして東京でどんど焼きが行われるスポットの詳細を紹介していきます。
この記事でわかること
東京のどんど焼きができるスポット
古くから伝わるどんど焼きですが、火災を恐れて徳川幕府が禁止したことの影響もあり東京での開催は少ないです。
そんな中でもどんど焼きを続けている神社とスポットをご紹介します!
鳥越神社(台東区)
日程 | 2019年未定(2018年は1月8日でした) |
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時間 | 13:00〜 |
住所 | 東京都台東区鳥越2丁目 |
アクセス | 地下鉄「蔵前駅」徒歩5分 JR「浅草橋駅」西口 徒歩8分 大江戸線「新御徒町駅」 徒歩10分 |
お問い合わせ | 03-3851-5033 受付9:00~17:00 |
鳥越神社ではどんど焼きは「とんど焼き」と呼ばれています。
規模は東京都内の神社で一番大きいです。
高く昇る炎の周りを子供達が竹で床を叩きながら「とんどやとんど」と言ってぐるぐる周ります。
竹で吊るしたお餅も焼くことができ、毎年多くの地域の人が集まります。
特設納所が1月5日に設置されるので、お札やお守りはそちらへ納めてください。
そしてビニール袋や新聞紙は持ち帰ること、飾りのプラスチック類は外すことなどが神社からのお願いです。
花園神社(新宿区)
日程 | 2019年未定(2018年は1月8日でした) |
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住所 | 東京都新宿区新宿5-17-3 |
アクセス | 東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線 「新宿三丁目駅」E2出口すぐ JR・小田急線・京王線「新宿駅」東口 徒歩7分 |
お問い合わせ | 03-3209-5265 |
花園神社では「湯花祭(湯の花神事)」としてどんど焼きを行います。
花園神社のどんど焼きは鳥越神社ほどの大規模なものではありません。
このような缶が数個設置されていて、その中で燃やします。
古札納所もあるので、そちらで古札や熊手を納めることができます。
可燃物以外の持ち込みは禁止となっていますのでビニールや燃えないものがついている場合は外してから持っていくようにしましょう。
湯花祭では、どんど焼きの火で湯を沸かして神前に供え、参拝者にはその沸かした湯で作った甘酒がふるまわれます。
毎年参拝者から好評をいただいているそうです。
規制が厳しい新宿で、規模は小さいながら毎年続けてくれているのでありがたいですね。
多摩川河川敷(世田谷区)
日程 | 2019年1月14日(月) |
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時間 | 09:00〜(燃やすものは08:30までに持ち込み) |
住所 | 東京都世田谷区鎌田1丁目3−5 二子玉川緑地運動場児童遊園北側敷地 |
アクセス | 電車 二子玉川駅 徒歩20分 バス 二子玉川駅~成城学園前(玉07)→「吉沢」下車 二子玉川駅~砧本村(玉06)→「三角公園」下車 |
お問い合わせ | 主催:鎌田南睦会 03-3709-7945 |
1989年から毎年多摩川河川敷で行われているどんど焼きです。
2017年に開催した時は2300人もの見学者が集まり、甘酒やお餅、お神酒も無料で配られました。
門松やお飾りに付いている塩ビ・プラスチックや金属等は外してください。
もし人形やお雛様を持ち込みたいという場合は事前にお問い合わせ先までお申し出ください。
開催日の1週間前、1月7日(月)には現地で9時から設営やかやを束ねる作業があり、準備に参加することもできますよ!
六郷どんど焼き(大田区)
日程 | 2019年1月13日(日) |
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時間 | 12:00〜 |
住所 | 大田区東六郷3丁目地先 |
アクセス | 京急本線六郷土手駅 徒歩5分 |
お問い合わせ | 主催:六郷どんど焼きを守る会 03-3734-9534 |
まだ当日の詳細は発表されていません。
前年までは、火の勢いが弱まってきたら竹に吊るしたサツマイモを焼くなど参加者もとても楽しんでいました。
また、六郷の郷土玩具である「とんび凧」の凧上げも13時から行います。
子供用の凧も配られるのでお子さんと参加しても楽しむことができます。
※有名どころで浅草神社での開催もされていましたが、現在は中止になってしまいました。
どんど焼きに行けない場合
どんど焼きをやってる場所が近くに無くて行けない場合もあります。
その場合の処分方法は次の通りです。
近くの神社やお寺に持ち込む
神社やお寺にある「古札納め所」では、持ち込んだお札やお守りを納めることができます。
正月飾りもOKなところもあるので事前に確認して行きましょう。
無人の小さい神社などは古札納め所が設置されてない場合もあります。
自宅でお清めして処分する
神社に返納しなくても自宅で処分することも可能です。
自宅で処分する際はしっかりとお清めしましょう。
お清め方法
1、新聞紙の上に正月飾りなどのお清めしたい物を乗せます。
2、その上からお塩を「左、右、左」の順で3回振りかけます。
3、新聞紙でしっかり包みます。
お清めが終わったら地域のゴミの分別方法に従って正しく処分してください。
どんど焼きとは
どんど焼きとは、松飾りやしめ縄などの正月飾りや書き初めなどを各家庭から持ち寄って燃やす日本の伝統行事です。
神社等にやぐらが用意されていて、そこに積み上げて燃やし大きな炎となります。
そして、その火で餅や団子を焼いて食べるとその1年無病息災になると言われています。
地域によって呼び方が違い、「とんど」「左義長」「鬼火炊き」などたくさんの呼び名があります。
意味や由来
正月に家に迎えた年神様が浄化の炎や煙と一緒に天に昇り、それを見送るという意味があります。
また、無病息災・五穀豊穣・家内安全を願うという目的もあります。
また、どんど焼きは平安時代の宮中行事「左義長」が元になったと言われています。
左義長とは、青竹と毬杖(遊びに使われていた長い木槌のようなもの)を結び、その上に扇子等を置いて謳い囃しながら焼く行事のことです。
これが形を変え現代に伝わってきたということです。
いつ行われるのか
どんど焼きは小正月の行事のため、1月15日前後の土日に行われることが多いです。
小正月とは旧暦の正月で、1月15日のことです。正しくは14日の日没から16日の日没までの3日間だと言われています。
焼くもの・焼けないもの
どんど焼きに何を持って行っていいのか迷いますよね。
ここでは焼けるものと焼けないものについてまとめてみました。
焼けるもの
- 松飾り
- しめ縄
- 書き初め
- お守り
- お札
※お守りやお札は返納場所がある所はそこに出してください。神社によってはどんど焼きで燃やすのがNGのところもあります。
焼けないもの
- 人形
- 年賀状
- 写真
- だるま
- プラスチック類
焼くものなどは地域性が強く、地域や神社ごとに焼けるものにばらつきがあります。
「これはどうなんだろう・・・?」と不安に思うものの場合は事前に問い合わせて確認することをオススメします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
どんどん規制が厳しくなっていますが、これからも続けていって欲しいですね。
使い終わった正月飾りなどはぜひどんど焼きに持っていって燃やして、1年間の無病息災を願いましょう^^

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