今年も開催される「日本三大花火大会」のひとつでもある大曲花火大会。
比較的涼しいと言われている秋田の夏も、この時期が近づくに連れて人々の熱気と活気で熱くなります。
歴史も長く日本でも指折りの花火大会と言われている大曲花火大会についてまとめました。
この記事でわかること
大曲花火大会とは
大曲花火大会とは、毎年8月の最終土曜日に開催されている花火大会です。
開催場所が秋田県大仙市大曲であることから花火大会の由来がきており、別名「大曲の花火」とも呼ばれています。
また「全国花火競技大会」とも呼ばれており、歴史と伝統がある花火大会です。
全国花火競技大会とも呼ばれているだけのこともあり、花火の美しさなどを競い合う大会という側面もあります。
審査の基準はかなり厳しく
- 競技玉(花火)は作った本人が打ち上げる
- 花火の火の粉が消えずに地面についたら減点
など細かく厳しい審査基準があります。
しかし、花火の審査を勝ち抜いた最も良かった花火には「内閣総理大臣賞」が贈られ、他にも経済産業大臣賞や文部科学大臣奨励賞などが贈られます。
国内での競技花火大会はこの大曲花火大会と土浦全国花火競技大会のみです。
厳しい戦いがあり、花火師同士の熱い戦いがあるからこそ、日本でもトップクラスの美しさ、迫力がある花火大会を見ることができます。
大曲花火大会は歴史、伝統ともに最も権威ある競技大会で「日本三大花火大会」のひとつにも数えられているほどの花火大会です。
大曲花火大会2018の日程、場所、アクセス方法
大曲花火大会の開催される日程と、開催場所へのアクセス方法について紹介します。
日時 | 2018年8月25日 |
---|---|
会場 | 秋田県大仙市大曲 雄物川河川敷運動公園 |
住所 | 秋田県大仙市大曲花火大橋 |
アクセス |
【 電車 】 奥羽本線、秋田新幹線:大曲駅より徒歩30分、車で18分 【 車 】 |
地図 |
大曲花火大会2018の駐車場
大曲花火大会では駐車場がたくさん用意されており、有料駐車場が3000台、無料駐車場が4000台用意されています。
しかし基本的には開催日の朝には満車になっていることが多く、会場から近かったりする駐車場は当日には既に空いていないことがほとんどです。
また、大曲花火大会では花火大会終了後にかなりの渋滞が発生するため、あえて会場から遠い駅に車を止める方も居ます。
そのため、駐車場の混雑状況が毎年読むことができません。
もし大曲花火大会へ車で行く場合は都合が会う方は前日から前乗りしたり、夜中のうちに向かうと良いでしょう。
当日は12時にはほぼすべての無料、有料駐車場がほぼ満車になるためなるべく早め早めの行動をするようにしましょう。
駐車場の場所は下記の通りです。
無料駐車場
有料駐車場
大曲花火大会2018の桟敷席、有料観覧席
大曲花火大会では有料観覧席が準備されています。
ただし、2018年開催分の有料観覧席は
- 1次販売が6月8日(金)10時〜6月28日(木)23時
- 店頭販売は大曲商工会議所で7月1日(日)9時 抽選後に販売
- 2次販売が7月5日(金)10時〜7月25日(木)23時
となっており、すでに販売が終了しています。
ただ、前日から開放される自由席というものもあります。
自由席は前日の15時から開放され、1人1,000円という格安で花火を見ることができます。
しかし、自由席と言えど前もって数日前からの場所取りはできませんし、先着順ですので並んでおく必要があります。
開催当日の早朝(6時くらい)までであれば自由席も取れることもあるので、有料観覧席が取れなかった方は自由席狙いで行ってみても良いかもしれません。
自由席は有料観覧席と横並びの場所にあり、有料席と大差ない景色で花火を見ることができますよ。
大曲花火大会2018のホテル情報
大曲花火大会では、毎年県外からの来場者も多いため宿泊するホテルの予約をなかなか取ることが出来ません。
中には数年後の予約まで埋まっているというホテルもあり、近場のホテルはほとんど予約が取れないと考えておきましょう。
特に
- グリーンホテル大曲(秋田県大仙市朝日町18-1)
- 大曲エンパイヤホテル(秋田県大仙市大曲白金町8-17)
- スパ西遊喜(秋田県大仙市大曲西根鳥居215-9)
の3つのホテルは会場から近いこともあり、当日は花火大会関係者が宿泊しているので予約が100%取ることができません。(予約すら受付していない)
また、団体客優先のホテルもあり個人が予約不可能というホテルもあります。
大曲駅周辺のビジネスホテル(ルートイン)などですら1年後の予約は既に埋まっていることがほとんどです。
キャンセル待ちなども対応していないことが多いので、基本的には来年もかならず行くと決めている方が1年前から予約する以外ではホテルを取れないものだと思いましょう。
ただ、花火大会の1〜3日前がホテルのキャンセルが一番多いそうですので、こまめに電話で確認できる方はホテルへ電話をしまくって確認すると取れる可能性も数%はあります。
ホテルが取れない場合は諦めて車中泊やキャンプにするというのも、普段とは違う花火大会を味わうことができるので良いかもしれないですね!
大曲花火大会2018でのキャンプ情報
大曲花火大会では毎年、前乗りでキャンプをしている来場者が多数います。
そのため、運営が公式でキャンプを可能な場所を駐車場も兼ねて準備しています。
しかし、運営が準備しているキャンプ可能な駐車場の募集は2018年6月12日~29日となっているため、今年の募集は終了しています。
キャンセル待ちの枠も7月26日までとなっていますが、2時募集が行われることもあるそうですのでキャンプ可能な駐車場の紹介をします。
※普段はキャンプ場ではなく「河川敷」などとして市民に使われている場所です。
花火大会の開催日以外はキャンプ不可ですので注意してください。
上記のように番号で割り振りされているため、番号ごとに地図を記載しながら解説します。
8番
会場までの距離 | 予定駐車可能台数 | 1区画の金額 |
---|---|---|
2.3km | 360台 | 3000円 |
13番
会場までの距離 | 予定駐車可能台数 | 1区画の金額 |
---|---|---|
2km | 263台 | 3000円 |
27番
会場までの距離 | 予定駐車可能台数 | 1区画の金額 |
---|---|---|
1.8km | 84台 | 3000円 |
10番
会場までの距離 | 予定駐車可能台数 | 1区画の金額 |
---|---|---|
1.1km | 200台 | 4000円 |
36番
会場までの距離 | 予定駐車可能台数 | 1区画の金額 |
---|---|---|
1.7km | 93台 | 4000円 |
大曲花火大会2018の屋台、露天
大曲花火大会では200の屋台が、主に有料観覧席周辺に出店されています。
出店されている時間は早いところだと10時ころからですので、会場に早めに着いた方や前乗りしている方の朝食、昼食としても屋台を楽しむことが可能です。
秋田でしか食べることが出来ない「本庄ハムフライ、白神ネギフライ、きりたんぽ、横手やきそば」などのご当地グルメも食べることが出来ますよ!
まとめ
今回は大曲花火大会について紹介しました。
大曲花火大会は日本でもトップクラスの花火大会です。
・人出がかなり多いため会場だけではなく帰路も混雑する。
・トイレが並ぶ必要があるので余裕を持って行く。
・宿はなかなか取ることが出来ない。
と大変なことが多い花火大会ですが、一度見てしまうと毎年行っている方の気持ちが理解できる迫力がある花火大会です。
今年の夏は旅行も兼ねて、大曲花火大会へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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