お水取り2018!奈良東大寺の日程や時間は?東京の神社4選も紹介

奈良にある東大寺で行う修二会は知っている人も多いでしょう。

その中でも特に有名な、お水取りとお松明についてご紹介します。





奈良東大寺「修二会」

お水取り引用:http://small-life.com
奈良東大寺の二月堂で行われる修二会では、5つの行法が行われます。

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  • 走りの行法
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  • お水取り
  • お松明

この中でも特に有名なのが「お水取り」「お松明」です。
そのため通称、修二会はお水取りとも呼ばれています

そんな修二会の2018年の日程は下記を参考にしてください。

修二会 2018年3月1日(木)〜14日(水)
お水取り 3月13日(火)1:00〜
お松明 毎日19:00〜
※12日(月)19:30〜
※14日(水)18:30〜

お水取りの日程や時間

お水取り引用:http://kanronin.hatenablog.com
修二会は3月1日〜14日まで行われますが、お水取りが行われるのは1度のみです。
毎年3月12日に行われます

お水取りの日程はや流れは?

お水取りは、12日に行われている後夜の五体の途中で勤行を中断して始まります。
この頃には日付が変わり13日になっています。

お水取りの行列は灑水器(しゃすいき)と散杖を携えた咒師(しゅし)が先頭に立ち、その後に牛玉杖と法螺貝を手にした北二以下五人の練行衆が続きます。

13日の午前1時過ぎに南出口を出て、咒師童子が抱える咒師松明が行列を先導ししていきます。
篝火と奏楽の中で堂童子や御幣を捧げ持つ警護役の講社の人たち、汲んだ水を入れる閼伽桶を運ぶ庄駈士(しょうのくし)も同道して、石段を下ります。

途中で興成神社で祈りを捧げ、閼伽井屋に入り若狭井にたどり着きます。
祈りを捧げる引用:http://kanronin.hatenablog.com
お水取りの井戸は閼伽井屋という建物の中にあり、当役の人以外は誰も入ることも見ることもできません。
この行列は井戸と二月堂を3往復して、お香水が内陣に納められます。

ここまで行なうとお水取りは終了です。
また行列を組み二月堂へ戻り中断していた後夜の時が再開されます。

お水取りの由来

長く続いているお水取りの始まりは、ある神様の失態からだと言われています。
その神様が若狭国の遠敷明神です。

昔、全国13700以上の神々の来臨を願った時がありました。
遠方にいた神様もお越しになり、行法を助けてくれたのです。

しかし、若狭国の遠敷明神だけが1日経っても2日経っても、いらっしゃらなかったのです。

そして法行の終わりに差し掛かった頃にお越しになったのです。
遅れた理由は、魚釣りに興じていたからだったそうです。

そのお詫びとして「仏様に香水を奉る」と言い、二月堂のほとりに清水を湧き出させたと言われています。
そしてその水を観音さまに奉ったのが、お水取りの始まりでした。

お香水とは?

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お水取りでは若狭井から取られる井戸水のことをお香水と呼びます。
このお香水は、観音さまにお供えするものになっています。
そのお香水が頒布されることもあるので、手に入れたいと思う人も多いようです。

お香水は、お水取りによって内陣に運ばれ大きな桶の中で沈められます。
その後、内陣須弥壇下の石敷きに埋め込まれたかめの中に納められます。

納められるかめの1つは根本香水を納めるかめで、お水取りで汲まれた水を毎年追い足ししてたくわえているものなのです。
修二会で使用した分を補充するので、歴史の分だけのお香水が一体となっています

また次第香水というかめもあります。
これはその年のお水取りで汲まれた水だけを入れるかめのことです。

このかめは毎年綺麗に掃除されており、二月堂の湯屋の井戸水で割ったものを小瓶に入れて、一般に頒布されています。

毎月18日の二月堂での寺役法要の間に行われるので、興味ある方は足を運んでみてください。
霊験あらたかなお香水です。




修二会のお松明

奈良東大寺のお水取り引用:https://narashikanko.or.jp
3月1日から14日まで、雨の日でも毎日10本の松明で行われる「お松明」
時間にして20分くらいです。

そんなお松明は、2日だけ時間や内容が少し変わります。
13日の未明はお水取りが行われることもあり、12日のお松明は11本で行われ、他の日よりも大きいサイズの松明を見ることができます。
この日のお松明のことを「籠松明」といいます。

14日は最終日なので、10本の松明が横並びになります
こちらは10分ほどで終了します。

12日のお松明「籠松明」

13日未明のお水取りに先んじて行われる、12日の籠松明。
普段は10本40kg、長さ7mですが、この日は70kg、直径70cm、長さ8mと他に日よりも大きさ自体が変わります。

3月12日の19:30から始まり、全てのお松明が通るには1時間ほどかかります。

1番の見どころの12日のお松明は毎年混み合っていますので、2018年も例年通り混雑するでしょう。
1時間前でも、このように多くの人が押し寄せているのです。
混雑具合引用:http://small-life.com
余裕を持って2時間〜1時間半前には着くようにしておいたほうがいいでしょう。

お松明をゆっくり満喫したい方は、12日と土日を外した平日がおすすめです。

見学場所

お松明引用:http://small-life.com

お松明を見る場所には2つあります。

  • 二月堂前の広場(3000〜4000人が立ち見できます。)
  • 第二参観席(200mほど離れており立ち見です。)

二月堂前の広場の場合、近い場所で見ていると火の粉が飛んできます。
着ている上着によっては穴があくこともあるので、汚しても、穴があいても大丈夫なものを着ていくことがおすすめです。
高額な服は止めておくのがいいでしょう。

参観席は少し距離があり遠くかんじますが、遠くをはしる炎というのも違い幻想的です。
近くで見て感じるものとは、違った趣があります。

お松明の由来

お松明は、暗い階段や廊下を照らすための灯のことでした。
最初は小さい実用的な松明だったのですが、江戸時代から大きくなり行の手伝いをする層の見せ場となり、今の形になりました。

お松明の火を浴びると、1年間無病息災に過ごせ幸せになれると言われています。

また燃えカスを護符として持ち帰る人もいるようですね。
たくさんの人が燃えカスを探している様子を見ることができます。
お松明の燃え残り引用:http://small-life.com

修二会の歴史・由来

東大寺二月堂の修二会は、752年より開始され1回も休みこと無く、毎年行われています。

東大寺は過去2回、火災によって燃え大破することることがありましたが、その時でさえ行われ1250年以上も続いているのです。
そのため2018年で1267回目となります。

修二会が行われるようになった当時は、国や民のために行われる宗教行事を意味していました。
天災や疫病、反乱は国の病気と考えられ、そのような病気を取り除き鎮護国家、天下泰安、五穀豊穣など、人々の幸福を願う行事とされていたのです。

現在は3月に2週間にわたり行われていますが、元々は旧暦の2月1日から行われていたことから、2月に修める法会という意味で「修二会」と呼ばれるようになりました。
また二月堂の名前も由来になっていると言われています。

奈良東大寺のアクセス方法

奈良東大寺へのアクセス方法はこちらを参考にしてみてください。

住所 〒630-8587
奈良県奈良市雑司町406
バス JR近鉄奈良駅より市内循環バス「大仏殿春日大社前」より徒歩5分
市内循環バス(外回り)「氷室神社・国立博物館前」より徒歩5分
徒歩 JR近鉄奈良駅より徒歩20分
名神高速道「京都南IC」より60分
京奈和自動車道「木津IC」より7km
第2阪奈有料道路「宝来IC」より8km
西名阪自動車道「天理IC」より10km
駐車場 奈良県営大仏前駐車場(有料)
奈良市水門町南院畑82、TEL:0742-22-5025
電話番号 0742-22-5511
地図

お水取りが行われる3月12日は、道路も混み合います。
17時以降ですと交通規制が敷かれていたり、駐車場が見つからなかったりと困ることが多くなるでしょう。

また帰りも同じような時間帯に帰宅する人も多いので、なかなか進まないような状況になりがちです。

「12日は早めに行けない」
「予定通りに帰宅したい」
そのような方は車ではなく、交通機関を利用するのがおすすめです。




神社のお水取りの作法や時間帯は?

神社でお水取り
奈良東大寺にお水取りを見に行きたいと思っても、なかなか都合のつかない方もいるでしょう。
そんな時は、開運方法の1つとされているお水取りを行ってみてはいかがでしょうか。

神社で行うお水取りは、端的に言ってしまえば「神社へ行ってお水をもらってきて、そのお水を飲む」だけです。
とても簡単にできそうですよね。

しかし作法や注意点があるので、そこを守って行うようにしましょう。

まずお水取りを行う神社は、大吉方位へ向かう場所の神社にします。

時間帯は15時以降は加護力が落ちるので避けるようにしましょう。
できたら午前中に済ませるのがおすすめです。

作法は下記の通りです。

  1. 入浴やシャワーで心身を清めてから神社へ向かいます。
  2. お水取りで頂く水を入れる容器は、洗っておきます。

  3. 参道から最初の鳥居で脱帽し本殿に軽く一礼して進みます。
  4. 参道の中央は神様の進む位置と言われているので、右か左の脇に寄って進みます。

  5. お手水舎で手を洗い口をすすぎます。
  6. 本殿に向かい拝礼します。
  7. 最初に鈴を鳴らしてから、お賽銭を入れます。

  8. ようやくお水取りです。
  9. 自分の理想像を強く念じながら行うようにしましょう。
    神社の境内から出ている水であれば大丈夫です。
    2リットルペットボトル1〜2本程度の水を頂きます

  10. 持ち帰り、その日から9日間朝晩飲み続けます。
  11. 冷蔵庫で保管しましょう。

理想的はお水取りの時間は、指定2時間の真ん中付近です。
正規時が11〜13時でしたら12時頃を狙っていきましょう。

お水取りのおすすめ神社4選(東京)

東京でお水取りができるおすすめスポット4選をご紹介します。
実際に飲める場所を集めましたので、作法通りに持ち帰って9日間飲んでみてください。

諏訪神社

諏訪神社引用:http://ginzastc.aikotoba.jp
神社の石垣かの下から水が湧き出ており、年間を通じて湧き水量も豊富です。
市民の憩いの場ともされており、宮の沢とも言われています。

住所 東京都昭島市宮沢町2丁目35−23
電話 042-546-5145
地図

石神社

石神社引用:http://ginzastc.aikotoba.jp
石神社の社殿の裏の方に湧き水が取れる場所があります。

住所 東京都青梅市二俣尾1丁目
地図

柴又帝釈天

柴又帝釈天引用:http://ginzastc.aikotoba.jp
江戸時代に柴又帝釈天にある「瑞龍の松」と呼ばれる松の根元から、湧き水を発見したと言われています。
その水のことを御神水と呼び、この水を飲んで病気平癒を祈っていたそうです。

住所 東京都葛飾区柴又7丁目10−3
電話 03-3657-2886
地図

祥安寺の清泉

祥安寺引用:http://ginzastc.aikotoba.jp
ここは神社ではないですが、祥安寺の清泉と呼ばれる場所があります。
奥多摩駅を超えて、トンネルとトンネルの間の細い道を右に曲がり、山道に少し入った先にあります。

現在でも近隣の人々の生活用水などに利用されています。

住所 西奥多摩郡奥多摩町境341
地図

2018年は奈良の東大寺へ

人々の幸福を願うための「修二会」
2018年はぜひ参加してはいかがでしょうか。

お水取りやお松明などご利益が得れると思います。
ただ参加する際は、寒いので防寒対策はしっかり行ってくださいね。